nomobileマニュアル車が多いイギリスでは、片手で電話を持ち、車のギアを変えつつ、ハンドルを切るという離れ技をするドライバーを良く見かけます…。
今までは運転中に携帯を使っていても、警察に止められて反則切符を切られるという事態には殆どなりませんでしたが、ここ英国でも「ながらスマホ」が事故原因になっているケースが多くなり、これからは運転中の携帯電話使用の取り締まりが強化される事になった模様です。

近々、罰則もダブルになるかもしれません。
まだ何時から施行されるかは分かりませんが、本日、交通局の大臣により、下記が明らかになりました。

罰金(Fine): 今までの£100から、将来的に£200に。
違反点数(penalty points): 今までの罰則3点から、将来的に6点に(!)

ちなみに、ペナルティポイントが6点もあると「危険ドライバー」と見なされて、車保険の更新時に保険料が急上昇してしまいます!

具体的に、英国の「ながらスマホ」は、どこからがアウトで、どこまでがセーフなのかというと……
・赤信号や渋滞で車が止まっている時に、携帯を操作。⇒違反。
・運転中に携帯電話上のナビや音楽プレーヤーを操作するだけ。⇒違反。
・運転中に携帯電話を使わず、携帯端末(iPad等)を使う。⇒違反。
・運転用のハンドフリー機器を使って電話する。⇒OK。

…けっこう厳しいなぁ。運転中に電話は取らないという人でも、赤信号で電話確認は、ついやってしまいますよね…。

しかし、警察に現行犯で捕まっても「スマホ画面が勝手に付いているだけで、俺はスマホに触れたり操作はしてないぞ!」と、言い訳する輩のために、最新兵器が既に導入されているらしい。

キャリアカーやトラックが行き交う会社の情報によると、すでにイギリスの高速道路には、2マイルごとに高性能カメラが設置されており、運転中に端末を手にしたら、証拠写真付きの違反レターが来るんだとか! 😯
さすが…監視カメラ大国のイギリス、恐るべしだ。
英国のドライバーは気を付けて! 😉